GENEWIZは、短いDNAオリゴヌクレオチドを構築ブロックとして使用して、1bp~50kb以上の長さのクローン遺伝子配列を合成します。
GENEWIZは、独自の技術を使用して、GCリッチな配列や反復数が多い配列といった、困難なテンプレートの合成に実績があります。当社のバイオインフォマティクスプラットフォームを用いて、合成に向けて遺伝子を最適化します。非常にまれなケースとして、配列コンテンツが非常に極端なことで、利用可能なシーケンス検証技法では対応できない場合があります。GENEWIZは、各配列を綿密に確認して困難度を予測し、プロジェクトの課題を想定したうえで、この分析に基づいて、各プロジェクトのお見積もりに推定納期や価格設定情報を含めるようにカスタマイズいたします。
1.5Kbまでの遺伝子を完成させるには6~9営業日を要します。TurboGENE™サービスをご利用になれば、納期を5営業日に短縮できます。
GENEWIZは、それぞれの遺伝子合成プロジェクトに合わせてお見積もりを提供いたします。標準の優先度では、カスタムサブクローニングを必要としない典型的な遺伝子配列(反復なし、平均GC含量)に対しては追加料金が発生しません。緊急対応、困難な配列、大型挿入が必要な遺伝子の場合、またはカスタムサブクローニングが必要なプロジェクトの場合など、カスタム遺伝子合成のお見積もりには該当する関連料金が提示されます。
GENEWIZは、お客様の研究仕様に正確に合わせて設計したコドン最適化遺伝子を提供できます。これらの配列は、お客様が注文を確定される前に必ず確認できるよう用意いたします。これは通常、プロジェクトのお見積もりに含まれます。
GENEWIZのコドン最適化ツールには、DNAフラグメントを安定化し、遺伝子発現効率を向上する重要なパラメーターをいくつか最適化する能力があります。パラメーターの一例として以下が挙げられます。
pUC-GWへの標準的なクローニングは通常、EcoRVを介して発生しますが、その最終的な配列は異なる場合があります。挿入部を隣接させるための特定の制限部位が必要な場合は、これを合成対象となる遺伝子合成配列に加えてください。
pUC-GW以外のベクターはお客様に提供していただく必要があります。お客様の合成遺伝子をカスタムベクターにクローンする必要がある場合は、ベクターDNAと関連情報(ベクターサイズ、配列、クローン部位、複写番号など)をGENEWIZまでお送りください。
GENEWIZは、お客様の合成産物が希望どおりであることを保証するために、遺伝子合成プロセス中に配列検証を実施します。最終のプラスミド構造体はクローン的に分離され、合成された挿入部にわたって少なくとも一本鎖分の深さまで、サンガーDNA配列解析によって確認します。精製PCRフラグメントは二本鎖で配列が検証されますが、フラグメント終端の検証は一本鎖分の深さに限定されます。サブアセンブリおよび中間産物は、必要に応じてクローン化し、正しい配列を含むことを検証することが可能です。拡張DNA調製後のDNA配列再検証は、遺伝子合成のご注文時にオプションとして追加でご利用いただけます。
合成遺伝子の完了時、GENEWIZはご希望の構造体と同時に電子データパッケージをお届けいたします。データパッケージには、お客様自身で確認していただけるよう、構造体検証のオリジナルのシーケンシングデータファイルを同封いたします。
GENEWIZ遺伝子合成プロジェクトの標準成果物は、以下のとおりです。
GENEWIZサンプルチューブには、標準合成プロジェクトの場合、2~5µgの凍結乾燥プラスミドDNA、または1~2µgの精製PCRフラグメントDNAが含まれています。再懸濁の手順として、以下を推奨しています。
標準優先度のサービスの場合は、遺伝子合成見積アップロードリクエストフォーム もご利用になれます。
GENEWIZ 遺伝子合成見積Excelリクエストフォーム のアップロード機能では、フォームあたり500個の配列リクエストが可能です。こちらhere をクリックすれば、遺伝子合成アップロード見積リクエストフォームについての詳細をご覧になれます。