代替プロトコルの利点を得られるテンプレートの例として、以下が挙げられます。
RNAiの研究で用いられる小ヘアピンRNAテンプレートは、その二本鎖またはヘアピン構造が原因で、シーケンシングにおける難題(早期停止や不明瞭性など)となることがよくあります。当社独自のRNAiプロトコルでは、お客様に優れた結果を生み出すことができるため、時間と費用の節約になります。比較として、以下のクロマトグラムをご覧ください。
反復 /GCリッチテンプレートには特殊な二次構造が含まれており、融点も異なります。高GC含量およびヘアピン構造を含むDNAは変性が比較的難しく、非常に困難なシーケンシングとなります。
当社独自のヘアピン / GCリッチプロトコルでは、シグナルを強化し、GC領域のピーク高を均一化させることで、優れた結果が生み出されます。
細菌人工染色体(BAC)、コスミド、フォスミド、バクミドなどの大型の構造体は、そのサイズとテンプレート内のノンターゲットDNAの干渉が原因で、従来のサンガーシーケンシングプロトコルでは厄介な存在となっていました。Azentaが独自に開発したBACプロトコルでは、これらの大型の構造体を直接シーケンシングする際に直面する課題を克服していることから、標準のプロトコルよりも成功率が高まっており、長いリード長も効果的に取得できます。
BACプロトコルについて詳しくは、当社の技術サポートにお問い合わせください:
*同日サービスをご利用になる場合、東部標準時(EST)の午前10時までにサンプルがGENEWIZニュージャージー研究所に届く必要があります。 直接的シーケンシングテンプレートについては、同日サービスはご利用になれません。