16S rRNA 遺伝子シーケンシング

細菌株を特定する際には、16SリボソームRNA(16S rRNA)の遺伝子コーディングシーケンスを解析するのが一般的です。16S rRNA遺伝子シーケンシングは、当該遺伝子がさまざまな細菌の種にわたって維持されていることから、細菌の系統発生研究 / 分類研究においても標準的なツールとなっています。

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16S rRNA:系統発生の構築はAzentaにお任せください

16SリボソームRNAのサブユニットは、原核生物内の30Sリボソーム複合体の不可欠要素です。この遺伝子は構造的に重要であるため、その進化の速度は比較的緩やかとなっています。その不変性から、16S rRNA遺伝子はサンプルに存在する原核生物種を特定する手段として用いられています。Azentaは、お客様の細菌コロニーから16S rRNA遺伝子を迅速かつ効果的にシーケンシングします。お客様はクローン性細菌サンプルを提出していただくだけで、Azentaは16Sプライマーを用いてPCR増幅とサンガーDNAシーケンシングを実施いたします、細菌gDNAの抽出は不要なため、準備にかかる時間を短縮できます。


16S rRNA 遺伝子シーケンシングサービスの詳細

  • クローン性細菌コロニーから直接PCR増幅を実施
  • シーケンシングの質を高めるため粗PCR産物に酵素精製を実施
  • ご要望に応じて、ゲル電気泳動を用いたPCR産物の追加解析も提供
  • 16S rRNA遺伝子のフォワード / リバースシーケンシング
  • ご利用になれる出発物質:
    • クローン性細菌コロニー
    • 抽出済みgDNA

特徴と利点

競争力のある価格
料金についは当社までお問い合わせください
高品質
強固な16S rRNA PCRプロトコルと高品質のシーケンシングデータ
高い信頼性を維持しつつも早い納期を実現
シーケンシングデータを4~6営業日以内に提供
優れた顧客サービス
当社の受賞歴のある顧客サービスのもと、月曜日~金曜日は専任プロジェクトマネージャーに簡単に接触できます

16S rRNA 遺伝子シーケンシング

  • 出発物質:単一細菌コロニー


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  • PCR



    2
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  • サンガー
    シーケンシング



    3
コロニーがプレートから抽出され、PCR増幅にかけられます。
16S rRNAの遺伝子コーディングは、遺伝子特異的プライマーを用いてPCRで増幅されます。品質管理:PCR産物はアガロースゲル電気泳動によって監視されます。
生成されるPCR産物は双方向でシーケンシングされます。

納品物

  • クロマトグラムファイル(.ab1)
  • シーケンシングファイル(.seq)
  • アガロースゲル解析も利用可能
  • プロジェクトの進捗をタイムリーにお知らせ

注文方法

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電子メール | 電話(03-6628-2950)