16SリボソームRNAのサブユニットは、原核生物内の30Sリボソーム複合体の不可欠要素です。この遺伝子は構造的に重要であるため、その進化の速度は比較的緩やかとなっています。その不変性から、16S rRNA遺伝子はサンプルに存在する原核生物種を特定する手段として用いられています。Azentaは、お客様の細菌コロニーから16S rRNA遺伝子を迅速かつ効果的にシーケンシングします。お客様はクローン性細菌サンプルを提出していただくだけで、Azentaは16Sプライマーを用いてPCR増幅とサンガーDNAシーケンシングを実施いたします、細菌gDNAの抽出は不要なため、準備にかかる時間を短縮できます。